2週間後の10月1日より消費税率がいよいよ10％になります。

元々、消費税という税は存在していなったが、1989年（平成元年）に3％の税率で導入されました。その後、1997年（平成9年）に5％、2014年（平成26年）に8％、そして、今回2019年（令和元年）に10％になりました。

但し、今回は今迄とは違い、一律10％とではなく、「軽減税率」という制度を導入して8％据え置きのものも存在します。

「軽減税率」の対象品目は①酒類・外食を除く飲食料品②週2回以上発行される新聞です。皆さんも聞いたことあると思いますが、テイクアウトとイートイン。前者は8％・後者は10％になります。基本は注文時の業態で決定のため、「持ち帰ります！」と言って精算後に店内で飲食しても8％です。これを解消するにあたり、各企業では値下げなどをして一律に10％にしている企業も出現しています。

また、オリンピックで海外の方が大勢来日のためとキャッシュレスにしようとする動きも相まって、盛んに還元セールなるものも活発になっております。この還元セール期間限定なので、いずれ消費が落ち込むことも予想されます。

増税には賛否両論ありますが、その目的以外に使用することだけは絶対に避けてほしいものです。

理事　上井邦裕