上がったと思えばまた下げる。
株式市場はトランプならぬ「トランポリン相場」が続いています。
僕のブログ(加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール」)
https://maemukitousin.muragon.com/
では年初から「今年は屈伸運動の年」と申し上げてきました。
ここまでは読み通りに推移してきています。
来年の大統領選挙を控え、「実績」が欲しいトランプは
一時、中国に歩み寄るような姿勢を見せましたが、ここに
来て自分の政権維持のために再び態度を硬化。
中国への強気の姿勢を復活させました。
中国もトランプへの弾劾の動きなどから「合意」に対して
急ぐ必要はないと判断したのかやや様子見の姿勢になりました。
どうみても、トランプの「やんちゃ坊主ぶり」が目立ちますが
今回の米中通商協議の裏側には。世界経済の覇権をかけた
譲れない米国の戦略があると私は思います。
それはまさに1980年代から90年代にかけて日本が世界第2位の
経済大国として米国に迫ったときを思い出させます。
あの時、米国は様々な「もの」に対して自由化を迫り、日本の
成長にストップをかけました。
今回、米国は中国に対して「知的財産」に関して規制をかける
ことで中国の力を殺ごうとしているのがみえてきました。
続きは次回で…。
加藤